英語で学ぶ スタンフォード式身体診察 基礎編(5/28)・実践編(5/29) 開催報告

5:29勉強会'

【Updates from JIGH interns】

5月28日(土)、5月29日(日)の2日間、「英語で学ぶスタンフォード式身体診察 基礎編・実践編」をコニカミノルタ様にスポンサーとしてお力添えをいただき、日本橋ライフサイエンスハブにてVIA・日本医学英語教育学会と共催しました。

講師には、スタンフォード大学医学部の3・4年生や研修医向けに身体診察を教えているStanford 25チームのErrol Ozdalga先生がはるばるサンフランシスコから来てくださいました。押味貴之先生(日本大学医学部)、James Thomas先生(慶應義塾大学医学部)、Daniel Salcedo先生(千葉大学医学部)にも、グループワークでご指導いただきました。

セッションではまず、Ozdalga先生が各技術を実演してくださいました。身体診察で使われる様々な器具の特徴や歴史などのエピソードも交えた楽しくわかりやすい実演に対し、会場では絶えず笑いと歓声が響いていました。

次に参加者はグループで互いに腱反射・心音の聴診・心エコー・眼底鏡などを実際に使って診察の練習を行いました。Stanford 25のロゴが表す“The low hanging fruit”という言葉の通り、あらゆる検査の中で最も手軽な身体診察から大変多くの情報を得ることができると知りました。同時に、診察を通して五感で感じられる人の体の不思議や素晴らしさにも触れました。そしてグループでお互いに教えあうことで、Ozdalga先生が最も大切にしている”See one, do one, teach one!”の精神も学びました。

実習の最後には、身体診察の技術だけでなく、ワークライフバランスの大切さ、好きなことを仕事にすることの素晴らしさ、など医師としての生き方についてもOzdalga先生から多くのメッセージをいただきました。

2日目は、1日目をもとにしてより深く実践に近い内容の実習となりました。2日とも参加したMedicsメンバーに取っても、楽しくあっという間で、学びの多い2日間でした。

たくさんの意欲的な参加者の皆様、魅力的な勉強会を企画してくださった先生方、スポンサーのコニカミノルタ様、そして会場を使わせてくださった日本橋ライフサイエンスハブの皆様に深く感謝申し上げます。

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